17年目を迎えた日韓親善交流サッカー大会
大分OBサッカークラブ
会長 渡 邉 訓 行
日・韓親善交流大会は、FIFA2002年ワールドカップ、ジャパン・コウリヤ・の共催が決定した1997年に始められました。
日本の九州地方で唯一、開催地に選ばれた大分県は共催国の韓国と共に大会気運を盛り上げる為に、プロからアマチュアまでの幅広い部門の親善交流試合を行いたいと韓国側に申し入れましたところ韓国側も快諾して頂き直ちに交流が始められましたが、唯一苦慮したのが60歳代の交流でした。
当時、韓国では50歳代から上の人がサッカーをプレイする環境が有りません でした。シニア部門の対戦相手が決まらず困っていたところ韓国特別市恩平區のサッカーをこよなく愛する往年の選手達、14名が集まり「韓国恩平區蹴球聡合會60歳代常備團」を結成して頂き「大分OBサッカークラブ」との親善交流試合が行われるようになりました。
第1回大会は大分市営陸上競技場で1997年12月に盛大に開催されました。
以後、交互に訪問を重ね、真摯な交流を続ける中で厚い信頼と友情が生まれ、
今年で17年目を迎える事が出来ました
親善交流をつうじて結ばれた厚い信頼と友情はさらに発展し、2010年大会からは、鹿児島元老FCの皆さんにも加わって頂き、友好の輪はまた一段と広がり大変意義深い大会に発展して参りました。
韓国では恩平區の活動が反響を呼び日本の西日本OB大会と同じような大会が開催されるようになったそうです
今年は、第17回目の大会が5月25日(土曜日)韓国ソウル恩平区区立蹴球場で開会式後、親善交流試合が行われました。
夜は、会場を移し国会議員・元韓国代表監督等の来賓を交え、盛大な懇親会で盛り上がりました。
来年度は、大分県で4月26日(土曜日)に開催されます。
〈試合結果〉
大分OB 0-2 恩平区A 鹿児島元老 0―0 恩平区B
大分OB 2-1 恩平区B 大分 OB 2-0 鹿児島元老
鹿児島元老 1―0 恩平区A
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